ラジエルの書
世の中には伝説の書物ってたくさんあるけども、特に強烈なのがラジエルの書。
なんと言ったって、世界のすべての秘密が書かれているというんだから半端ではない。
セファー・ラジエール(Sefer Rasiel)は大天使であるラジエルがその豊富な知識で宇宙創世に関わる全ての秘密を書き記したとされる、1500の項目の内容からなる書物である。 『ラジエルの書』または『天使ラジエルの秘密の書』ともいう。
しかも、今まで手にして来た人物も、アダム(!)、ノア、ダヴィデ、ソロモン王と超ビッグネームばかり。エノク書や、ソロモンの鍵といった魔道書はここからの派生なんですね。すごすぎる。
あまりにすごすぎてPCたちに渡せないので、シナリオに登場させるのは難しそうだけど。
あ、普通の人には読めないらしいから(上記の人とか、普通に読んでるっぽいけど)、未知の言語で書かれた謎の古文書として渡すのはありかも。キャンペーンのキーアイテムになりそうだ。中に書かれている内容を解き明かすために旅をする一行とか、ファンタジー物ならやりやすそう。
逆にPCに渡さない前提だったら、マクガフィンとして、ガンドッグやNOVAみたいな現代/SF設定のシステムで各陣営が狙っている秘密文書としてもいいかもしれない。形もUSBメモリくらいにして。
そう言えば、昔やった単発セッションで、こういうPCの手に入らない前提のアイテムがうっかりセッションの流れでPCのものになっちゃって、それ以降、毎回色んな人に狙われるのを退治したり逃げ回るというキャンペーンがなし崩し的に始まったことがあったなぁ。あれは楽しかったw